四十肩、五十肩

肩の痛みが治らないのは亜脱臼?症状や特徴について詳しく解説します

スポーツなどで肩を大きく動かしたときや、肩を強くぶつけたとき、強い痛みを感じたことはありませんか?

「骨折や脱臼ではなさそう」だと感じても、通常とは違う強い痛みだとしたら、肩の亜脱臼かもしれません。

亜脱臼は関節がはずれかかり、自分でもとに戻せる(整復できる)状態のことです。

実は亜脱臼だと「肩がはずれた」と感じないことがあり、そのままにしておく人もいます。

しかし亜脱臼を放置すると癖になり、より重度の靭帯や軟骨の損傷につながりかねません。

今回は、意外に知られていない「亜脱臼」の症状や特徴について解説します。

 

肩の亜脱臼は本当に起こるの?

「肩の関節が外れそうになって、自分でもとに戻せるなんて、本当にあるの?」と思うかもしれませんが、本当に亜脱臼はあります。

転倒して肩をぶつけたときや、バレーボールなど腕を大きく動かすスポーツで起こりやすいです。

亜脱臼は瞬間的・一時的に強い痛みやしびれがあり、「肩が動かない」と感じるものの、自分でもとに戻せる(整復できる)のが特徴。

「痛い!」とは感じたけれど、亜脱臼だと気づいていない人もいるかもしれません。

 

肩の亜脱臼の原因は?

実は肩の関節は、体の中で「最も安定性がない関節」といわれていて、強い力がかかると比較的簡単に脱臼してしまう特徴があります。

とはいえ、誰でも彼でもしょっちゅう脱臼・亜脱臼するわけではありませんよね。

脱臼や亜脱臼の原因は、主に二つあります。

ひとつはケガで、もうひとつは肩関節がゆるいこと(ルーズショルダー)です。

「ルーズショルダー(動揺性肩関節)」は、肩関節をサポートする筋肉や靭帯の固定力が低下して、関節が異常に緩んでいる状態。

野球やテニス、水泳の自由形(クロール)やバタフライなど、肩を大きく上に回すスポーツをしている人に起きやすい症状です。

また遺伝などによって生まれつき靱帯が緩く、ルーズショルダーになりやすい人もいます。

 

どうやって肩の亜脱臼ってわかる?

一般的な亜脱臼の症状は、「肩の強い痛み」「腕のしびれ」「一時的に腕が動かせなくなる」などです。

中には「鈍痛」「脱力感」「違和感」などの症状を感じる人もいます。

さまざまな痛みの感じ方があるうえ、自分で関節を元に戻せるため「肩が痛かったけど、本当に亜脱臼だったのかどうか」の判断は、自分ではできないこともあります。

戻ったからといって亜脱臼をそのまま放置すると、脱臼や亜脱臼を繰り返す癖がつくこともあり、より重度の軟骨損傷につながりかねません。

ですから、亜脱臼を疑ったら、本当に亜脱臼かどうか診断してもらうため、整形外科を受診しましょう。

整形外科では、問診やMRIなどによる画像検査、身体所見が行われます。

身体所見とは、医師が患部などを刺激して反応を見ること。

亜脱臼の場合「バンザイの姿勢をとると、脱臼しそうな感じがある」といった症状があるはずです。

 

まとめ

スポーツなどで起きた「肩の強い痛み」は亜脱臼かもしれません。

「関節が外れかかるものの自分で整復できる」のが亜脱臼ですが、「元に戻ったから大丈夫」と軽く考えるのは禁物。

亜脱臼でも軟骨などに損傷が出ている可能性がありますし、放置すると脱臼や亜脱臼を繰り返しやすくなることも。

脱臼・亜脱臼を繰り返すようになってしまったら、手術が検討されることもあります。

「この痛み、亜脱臼かも」と思ったら、まずは整形外科で診断を受け、早めに再発防止のための固定法などの治療を受けましょう。

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市川俊成

名古屋市で肩・腕専門のリハビリ整体院を運営中。国家資格である理学療法士免許と柔道整復師免許を保有している。病院での経験を活かし、五十肩や腱板損傷、手術後の肩の痛みなどの施術に力を入れている。

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