こちらのお客様は30歳を過ぎた辺りから、首と肩こりが原因による頭痛にずっと悩まされてきたとのことでした。
最近になって症状は悪化してしまい、お尻から太ももの怠さと痺れが現れ、体全身が不調になり不安を感じました。
痛み止めにも頼りましたが、薬を飲む回数が増えたことによる不安から、評判の良い整体やマッサージへ通うも改善がない状態。
そんなときに僕が「理学療法士」と「柔道整復師」のライセンスを取得している噂を聞き、受診して下さりました!
どんな施術をしましたか?
既往歴は?今までの体に起きた不調
既往歴
- 10年前の車で事故に合い、右肩の靭帯損傷とむち打ち
- 2年前に階段から落ちて右肩(上腕骨)の骨折と左足首の骨折
- 1年前からお尻(右)から太ももに「怠さ」や「痺れ」を感じる
- 最近は階段で足を滑らせて転びそうになる
全身の不調が進んだことから不安を感じている状態。
評価・検査から分かったことは?
症状や検査から分かったことは
体の状態
- 右肩関節を横から挙げると硬さがあり上がらない
- 首、右腕、右足ともに筋の緊張が安静時から常に入っており、こわばりが強い
- 首や腰から出る神経のつっぱり感(引っかかり感)がある
でした。
原因:事故によるむち打ちと肩の骨折、靭帯損傷による影響の可能性
カウンセリングとお身体を詳しく評価した結果、むち打ちによる神経の緊張や肩関節の損傷による可能性が考えられた。
原因
- 肩に関しては骨折や靭帯損傷による関節の硬さが残っていた
- 首、肩、足の筋の強張りに関しては、恐らく事故のときのむち打ちで頭部が急激に揺れたことが原因
- 神経が過敏な状態のため、筋肉が常に緊張したいることからの首肩こり
- 首や腰からお尻の神経の通り道が硬いことから、神経の通りの悪さから足の怠さに表れていた
どんなリハビリ施術をしたか?神経や原因に対してアプローチ
施術内容は?
- 首や足については「頭部から頸部」「腰からお尻」の神経の通り道
- 右肩は「関節の硬さ」がある原因の組織
にアプローチしました。
施術後の結果は?
体に表れていた症状が軽減しました。
最近は転びそうになることは無くなったそうで、とても安心しました。
体の変化は?
- 手足や首の強張りはまだ残っているものの軽減
- 首や肩のこり、腕の上げにくさ、右お尻の怠さ軽減
こちらのお客様より、お喜びの声を頂きました
肩の匠より
緊張を取るための効果的な方法
- 長時間同じ姿勢を取ったあとは「身体を左右に揺ら揺らと動かすリズム運動」をする
- 休憩時間に眼や首などの疲労した筋肉を温めると柔らかくなりこりが取れる
長時間同じ姿勢を取った後は?
こわばりによる首や肩、手足の緊張は「身体を左右に揺ら揺らと動かすリズム運動」をすると、脳科学の原理にて手足の緊張やこわばりが取れることが多いです。
特に車に長い時間乗ったあとやスマホ、読書などで身体が固定された状態が続くと、身体が動いていないという感覚を脳が覚えてしまい手足の筋肉を緊張します。
それが手足の強張りや、筋肉の緊張による肩こり、神経の圧迫などを誘発することがありますので、デスクワークや読書をよくされる方には効果的です。
体を温めることで?
また、ホットアイマスクなどで、眼を温めることで、首の筋肉が柔らかくなり、首のこりが取れて、首から肩の動きも良くなります。
寝るときや仕事の休憩時間にマスクをつけても効果的です!