整体院について

整体院で医療費控除の対象?控除できるサービスを解説

整体院で医療費控除が受けることができるケースが存在することをご存じでしょうか?

医療費控除を使用できればお金が戻ってくるので嬉しいですよね。

しかし、実際には医療費控除のことをよく知らなかったり、どこで医療費控除を受けることができるのか?医療費控除の条件などをはっきりと把握できている方は少ないはずです。

今回は、整骨院や整体院などではどのような場合に医療費控除を受けることができるのかを解説していきます。

そもそも医療費控除ってなに?

医療費控除とは医療機関などでの治療費が1年間で一定の額を越えた場合に所得控除を受けることができる制度です。

計算方法は以下のとおりです。

医療控除の金額=実際に支払った金額-保険金などで補填される金額-10万円(最高200万円)

となります。

つまり年間の医療費が10万円を越えた場合に適応される制度で、所得税や住民税に減額に関係します。

整体院で医療費控除の対象?

整体院は医療控除の対象になるかどうかは少し詳しい説明が必要です。

まず、整体院という施設は特に資格を保有した人間が在籍しなければならないという決まりはありません。

しかし、整体院という看板表記をしていても「あんまマッサージ師」などの資格を保有している施術者が在籍している場合もあり、その場合は医療控除の対象となるケースが存在します。

まず条件としては以下の資格を有している者からの施術であることが必要です。

  • 柔道整復師
  • はり・鍼灸師
  • あんま・マッサージ・指圧師

しかし、この資格者からの施術が全て医療控除の対象なるかと言われればそうではありません。

まず大前提として「治療のための施術」であることが条件。

いくら資格を持っている者からの施術でも慰安目的や治療のための施術以外の目的での施術に関しては医療控除の対象外となります。

実際には看板表記だけでは医療控除の対象にある整体院なのかが判断がつきにくい場合も多いため、実際に直接問合せをしてみることをおすすめ致します。

医療費控除が受けられる整体は?

先述したように医療費控除を受けることができる整体と受けることができない整体があります。

まず医療控除を受けることができる施設は以下のとおりです。

  • 接骨院(整骨院)
  • はり・灸院
  • あんま・マッサージ・指圧院

これらの施設にはそれぞれの国家資格を保有した者が在籍しており、その者からの施術に限り医療控除を受けることができます。

まとめ

医療控除に関しては国の制度のため詳細や情報の更新に関しては公式ホームページをご確認ください。

また、医療控除には施術証明(領収書)が必要となるため、施術後には必ず領収書を貰うようにしましょう。

年間の医療費への支払いが大きければ大きいほど医療費控除を役立つ制度です。

しっかりと自分の体へ投資をしたのちに、しかるべき制度を活用してご自身の暮らしを助けましょう。

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市川俊成

名古屋市で肩・腕専門のリハビリ整体院を運営中。国家資格である理学療法士免許と柔道整復師免許を保有している。病院での経験を活かし、五十肩や腱板損傷、手術後の肩の痛みなどの施術に力を入れている。

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