四十肩、五十肩

体外衝撃波の副作用は?危険性や禁忌について解説します

整形外科において難治性足底筋膜炎などの腱炎・腱付着部炎で通常の治療を受けてもなかなか効果が出ずに慢性化してしまっている方へ向けた体外衝撃波治療が注目を集めています。

しかし、整形外科の中でも体外衝撃波治療を導入している施設は少なく一般の方からすればまだまだ未知の部分が多い治療法です。

そんな体外衝撃波治療という未知の治療法において一般の方がもっとも気になるところは体外衝撃波治療を受けるリスクや副作用だと思います。

そんな方へ向けて、今回は体外衝撃波治療についてリスクや副作用を中心に解説をさせて頂きます。

体外衝撃波の副作用は?

体外衝撃波治療は身体に負担を掛けない治療法として注目集めているためリスクや副作用は殆どと言って良いほどありません。しかし、治療中・治療後には一定の症状が出ることがあります。

  • 腫れ
  • 発赤
  • 内出血
  • 治療中・治療後の痛み
  • 治療中・治療後の感覚異常

もちろん個人差があるうえに、いずれも症状が発症したとしても一時的で、2~3日程度で消失するものが殆どです。

治療中の痛みは個人差がありますが、少なからず痛みはあります。しかし、出力を調整することが出来るため耐え難い痛みを我慢しながら治療を受けなければならない訳ではありません。

 

はじめは少ない出力で様子を見ながら、ひとりひとりに合わせた治療をしてくれるため心配はいりません。

体外衝撃波の禁忌

体外衝撃波治療は以下のような方は受けることが出来ません。

  • 悪性腫瘍
  • 妊婦
  • 治療部位の肺組織
  • 悪性腫瘍
  • 治療領域の骨端プレート
  • 治療部位の脳または脊椎
  • 重度の凝固障害
  • 妊婦

実際に国際衝撃波治療学会で承認されている適応症は以下のような症状です。

  • 難治性足底腱膜炎【保険適応】
  • アキレス腱炎
  • アキレス腱付着部炎
  • 膝蓋腱炎
  • ジャンパー膝
  • 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
  • 内側上顆炎(野球肘)
  • 石灰沈着性腱板炎
  • 腱板炎
  • 骨治癒の遅延
  • 偽関節
  • 疲労骨折
  • 関節の異常を伴わない離断性骨軟骨炎
  • シンスプリント
  • オスグット・シュラッター病

このうち保険を使用して治療を受けることが出来る症状は難治性足底筋膜炎のみとなります。その他の症状に関しては原則実費治療ということになりますのでご注意ください。

体外衝撃波はどこで受けられる?

体外衝撃波治療は整形外科・リハビリテーション科・接骨院などに導入されています。

まだまだ全国的にも導入施設は少ないため、もし体外衝撃波治療を受けるために整形外科などに行かれる場合は前もって体外衝撃波の導入があるかどうかを調べてから来院されることをおすすめします。

また難治性足底筋膜炎以外の症状に対しては原則実費治療となります。治療費は各施設により大きく差が出ることがありますので前もって調べておくと良いでしょう。

まとめ

まだまだ歴史が浅い治療を受ける時は誰でも不安や心配があります。

しかし、体外衝撃波治療はまず第一に身体に負担を掛けずに奥深い場所の治療を行うことを目的として開発された治療装置です。

誰が受けても確実に治療効果を保証するものではありませんが、身体に負担を掛けずに深部の組織へアプローチができる画期的な治療法であることは確かです。

これまで何をしても症状が改善しなかった方などは新たな可能性のひとつとして体外衝撃波治療を検討してみるという選択肢もあるため、一度担当のスタッフに相談してみることをおすすめします。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

市川俊成

名古屋市で肩・腕専門のリハビリ整体院を運営中。国家資格である理学療法士免許と柔道整復師免許を保有している。病院での経験を活かし、五十肩や腱板損傷、手術後の肩の痛みなどの施術に力を入れている。

-四十肩、五十肩

© 2021 肩の匠 Powered by AFFINGER5