五十肩で毎日辛い思いをしている人も多いはず。
肩が痛いといっても仕事や家事を休むわけにもいかず、痛いながらも何とか日常生活を過ごしていることでしょう。
しかし、五十肩において日常生活の過ごし方はかなり重要。
悪い日常生活を送ってしまえば五十肩が改善するまでにはかなりの時間がかかってしまうことになり、反対に良い日常生活を送れば早期に五十肩を改善することができるのです。
今回はそんな五十肩における日常生活の過ごし方の中でも「痛い方で重たい荷物を持って良いの?」という質問をよく受けるため解説していきたいと思います。
痛みがある方で重たいものを持つのは避けた方が無難
痛みがある方で重たいものを持って良いのか?持たない方が良いのか?という二択で答えるのであれば当然答えは「持たない方が良い」です。
理由は簡単で、五十肩は肩に炎症がある状態。
炎症がある方でわざわざ荷物を持てば、炎症が酷くなる可能性があるため持たない方が無難。という結論に至ります。
しかし、これはあくまでも「重たい荷物」という前提の話で、痛い方を過保護にすることを推奨しているわけではありません。
例えば、少し肩の痛みが落ち着いてきたら肩を動かしたり、日常生活で肩を使う分には全然OK。むしろずっと安静にしている状態だと返って血流が滞ってしまったり、関節が硬くなってしまうことも。
無理は良くないが、適度に肩を動かすことは改善への近道だということを覚えておきましょう。
五十肩の日常生活の注意点
では、重い荷物を持つ以外に、どのような肩の動きが良くないのか?
代表的な日常生活動作で紹介してみます。
- 高い棚の物を取る
- 洗濯ものを干す
- 髪を結ぶ
- 着替える
基本的には肩を捻ったり、よじったりする動作を注意する必要があります。しかし、洗濯ものを干したり、着替えたりができないとそもそも日常生活が送れませんよね?
もちろん、これらの動きを一切行うな!というわけではありません。
これらの動きをする場合は注意して慎重に行うようにすることが大切です。
上記のような動きで「ズキッ」と痛みが出てしまうのは、何も考えず咄嗟に動かした場合が殆ど。
これらの動きを行う前にはワンクッション置いて慎重に行いましょう。
五十肩になったらどこに行けば良い?
五十肩になった場合はまずは整形外科を受診しましょう。
自分自身では五十肩だと思っていても別の疾患だったなんてこともあります。
五十肩は正式名称では「肩関節周囲炎」といい、その名の通り肩関節付近に炎症が起きている状態をさします。
まずは肩の検査を行い、骨や靭帯などにも問題がなく重症な肩の疾患ではない場合に肩関節周囲炎という診断が下る場合が殆どです。
そのため、手術などを行うことは殆どなく整形外科により判断が異なりますが、薬物療法・理学療法がメインとなることが多いでしょう。
まとめ
五十肩がなかなか改善しない場合には整体院へ足を運んでみることも検討してみましょう。
医療機関では五十肩に対しては基本的に肩の治療しか行われません。
肩に電気をあてて、肩を温めて、肩を揉むという治療が殆どです。
しかし、五十肩において大事なことは体全体をしっかりとみること。
当院では多くの五十肩で苦しんでいる方の施術に携らせて頂いてきました。
その経験をもとに、五十肩専門院として適切なアプローチをすることが可能です。
もし、あなたが一日でも早く五十肩を改善させたい。もう痛みを繰り返したくない。とお考えであれば当院はあなたのお役にたてると自負しています。